文化
日本においても、伝統的に、祝日や祭日には、室内を清めて、祝いに応じた飾りを部屋や調度に施したが(例えば、伝統的な正月の飾り)、世界の様々な文化においても同様である。このように外来の文化伝統から来る祝祭日の飾りなどは、欧米を中心として、祝いや祭に応じて、固有のデコレーションがあった。
キリスト教の場合は、クリスマスの飾りが日本でもよく知られている。クリスマスの飾りは、樅の樹を立てて、その樹を飾るだけではなく、室内全体に渡る飾り付けでもある(この樅の樹を、「クリスマスツリー」と呼ぶが、それはクリスマスの飾りの一部である)。
キリスト教文化では、降誕祭(クリスマス)以外にも、復活祭や公現祭などの祭日のデコレーションがある。
また、祭日ではなくとも、聖なるものとされる品物や道具などには、厳かなデコレーションが施されているのが通常である。カトリックのミサの祭壇とか、教会堂内部には豪華なデコレーションがほどこされている。中世のステンドグラスなどが、その例である。
宗教とは直接には関係のない、生活上の祝祭、例えば、誕生日とか結婚式などの場合も、室内を飾り、家具調度にデコレーションを施し、衣服も装飾のあるものに着替え、また、料理や食品などにも飾りをほどこした。日本では、ケーキに様々な果物や珍味を付け加えたり、花や枝などで飾ったものをデコレーションケーキと呼ぶが、これは祝祭日のデコレーションの一部である。